PINK CROSS(ピンクリボン大分)について
PINK CROSS(ピンクリボン大分)の設立経緯
H24.10月に、家族の、子どもの笑顔を守るためには、仕事、家事、子育て、介護などで多忙な日々を過ごしている女性にこそ、健康の大切さに気付いてもらいたいと考えPINK CROSS(ピンクリボン大分)を立ち上げました。
乳がんに関する正しい知識を広めることや早期の乳がん検診受診、乳がん治療を推進することなどを目的に行われる乳がん啓発キャンペーン(ピンクリボン運動)を行っているボランティア団体です。
年に2回イベントを行ったり、オリジナルグッズの販売も行っております。
象書家 豚星なつみさん作
代表者メッセージ
PINK CROSS ピンクリボン大分
代表 中澤 有里
濱田皮膚科医院 美容皮膚科医
34歳で突然「乳がん」と診断されました。
治療後、私にできるピンクリボン運動を探し、
ピンクリボン大分を設立しました。
小学1年生の息子のママとして、皮膚科医として、忙しくも元気に毎日をおくっていた34歳の時に私は突然「乳がん」と診断されました。「左のおっぱいを失った今の私が、残りの部分で何ができる?」新しく生きる理由を探していた時に「ピンクリボン運動」を知り「二度目の命なのだから、今この瞬間を、一日一日を大切に生きよう。」「生きることをあきらめたくない。」と考え始めることが出来ました。
子どもを育てながらの闘病は、つらい経験ではありましたが、普通に暮らしていたのでは実感することができなかった、大切な人と一緒にいられるありがたさや、ちょっとした幸せや感謝の気持ちを感じる、そんな時期になりました。治療がひと段落してから、私は自分にできるピンクリボン運動を探しました。
イベントに遊びに来てくれた人たちの中には、家族ががん治療中の子供さんもいました。この時、思いがけず子供達の子供らしい笑顔を見ることが出来「子供たちが笑顔や自分の夢をなくすことがないように守りたい」と思いました。そして家族の笑顔を守るためには、仕事、家事、子育て、介護などで多忙な日々を過ごしている女性にこそ、健康の大切さに気づいてもらい、自分自身を大切にして欲しいと思うようになりました。これが「ピンククロス大分」の原点です。
まずは小さくても毎年数回イベントをしていくことを目標にしています。そしていつか大分県のどこかをピンク色にライトアップしてみたいです。これからは、乳がんになっても自分らしく楽しめるような企画もどんどん行っていきたいです。
ピンクリボンの由来
ピンクリボンの由来は一説によると「昔アメリカの小さな町で、乳がんで死亡した女性の母親が、この女性の娘である実孫に、同じ悲しみを繰り返さないよう、願いを込めて手渡したものがピンク色のリボンであったことに端を発する」そうです。 ピンクリボンは世界に広がり乳がんのことを思い起こさせる象徴となりました。
ピンクリボン運動
ピンクリボン運動とは、乳がんの正しい知識を広め、乳がん検診の早期受診を推進することを目的としている行われている世界規模の啓発キャンペーン運動です。